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おかしなふたり

久しぶりに映画です。
正式なタイトルは、
「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群」
です。

製作年 : 1988年
製作国 : 日本

監督 : 大林宣彦
出演 : 竹内力
     永島敏行
     南果歩
     三浦友和

<あらすじ>
少年・山倉修(7歳)は体が弱く、将来は大好きな汽車に乗ることを夢みていた。それから18年が経ち、優しかった母も亡くなり、山倉は旅人となってある海辺の町にいた。そこでゴツイ男・室田幸男と知り合う。金貸しの彼は変な発明ばかりしている山倉に投資しては、いつも失敗していた。ある日、成田和美が室田の事務所を訪ねた。二人は幼馴染みで14歳の頃、夕子という7歳の少女と一緒によく遊んでいた。成田はその時「将来、夕子を嫁さんにする」と宣言。三人は約束したが、やがて室田も夕子を愛するようになり、告白した。幼い頃の約束を破った室田は指をつめようとしたが、もみ合っているうちに止めに入った成田の指が飛んでしまった。夕子も室田を愛するようになり、さやかという娘も生まれた・・・

いちおう、やまさき十三、さだやす圭原作の劇画「おかしな2人」の映画化となっていますが、キャラクターだけでまったくの別物。
このキャラクターを使って、大林監督は尾道を舞台に私小説的なアプローチで映像を仕上げています。
男達の恋心と友情、 ヒロインを巡る対決が、 自然豊かな尾道の街並みを背景に優しさに溢れた映像美で綴られる異色の人情ドラマです。
大林監督といえば「尾道三部作」が有名ですが、この作品、私自身は隠れた名作だと思っております。
まだ、「ミナミの帝王」となる前のかわいい竹内力が主演というのも見所なんですが(笑)、全編を通して尾道のノスタルジックな映像が堪能できます。
ストーリーは、初め、よく分かりません。でも、クライマックスに向かって登場人物それぞれの物語が錯綜し、終わりを迎えます。
いつの時代かよく分からない設定も、不思議で独特な映像も、とても作品にマッチしています。

大林映画に必ずあった冒頭の「A MOVIE」のタイトルが本作で終わりとなったことから、監督にとってもひとつの区切りになった作品だと思います。まさに「殉情伝」であり、「ものくるほしきひとびと」の物語です。
前に書いた「青春デンデケデケデケ」もそうですけど、こういった甘酸っぱい気持ちにさせてくれる大林宣彦作品が好きです。
日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群 デラックス版
B00005MIH1三浦友和 竹内力 永島敏行

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- 1 Comments

Jannita  

お久しぶりです。漫画版『おかしな2人』は見ました。おもろい漫画だったなぁ…。しかし映画版の配役は難しいですね、この漫画。室田みたいなパワフルな役者、なかなかいませんからね。私が今の役者で配役するとしたら室田=五分刈りにしたプロレスラーの高山。山倉=TOKIOの松岡。夕子=麻生久美子。成田=豊川悦司…かな。
バックの風景って大切ですよね?金田一シリーズの映画でもバックの素晴らしさが映画を引き立てていたもんな…あと音楽も。
小説からの映画化はやりやすいけど漫画からの映画化は難しいですね?イメージがもうできちゃってるから。

2005/08/28 (Sun) 08:59 | EDIT | REPLY |   

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